5月末の日曜、一人で取り組む心の洗濯「御笠川清掃」をしてきました。
7回目となる今回は午前5時半から7時頃まで、広範囲を歩きまわって拾い集めました。
これは上流の堰下右岸のゴミです。
約30分かけて拾い集め、綺麗になりました。
この写真の範囲だけで、上の写真のゴミが落ちていたんです。
それにしても、
寒い季節が終わり、釣り人が水辺に立つ機会が増えたせいでしょう、
釣りゴミが増えてきましたね。
釣りゴミとは、釣り人が捨てたゴミのことです。
これ、見てください。
これは、山王公園の少し上流の、きよみ通りにかかる橋の下です。
いつも同じこの場所に、同じメーカーのルアーパッケージが捨てられています。
この人はきっと相当シーバス釣りが好きなのでしょう。
そして、このメーカーのルアーがお気に入りなのでしょう。
厳寒期を除けば、いつもここに落ちていますから、
ここでパッケージを開けて、ルアーを取り出し、スナップにセットして、投げるのでしょう。
その時に、パッケージを拾いあげ、自分で持ち帰ろうという思いはみじんも無いのでしょうね。
こちらも見てください。
ハリもウキも付いたままの竹の延べ竿が2セット、護岸に放置されていました。
たぶん、ウナギ釣りを楽しんだ人がそのまま置き去りにしたのでしょうね。
ハトの足にこのラインが絡まり、そのまま飛んで、電線に釣り針が引っかかり、結果、ハトが電線に宙づりになるという痛ましい事故に遭遇したこともあります。
鳥だけじゃありません。
犬にとっても、猫にとっても、人間の子供にとっても、これは危険な存在です。
それを放置して帰る・・
どうしてそういう人が存在するのでしょう。
「それ、自分で持ち帰らなきゃダメだよ」
と、誰からも言われたことがないから、「知らない」のかもしれませんね。
そういう人に、ダメなんだって気づかせるためには、私たちは何をすれば良いのだろう。
それをいつも考えています。
この場所に、「ルアーのパッケージは持ちかえって自宅のゴミ箱へ!」と書いた立札を立てればいいでしょうか。
それとも、この人が現れるのをこの場所で待って、苦言を呈すれば良いのでしょうか。
拾い続けながら、答えを探すしかないと思っています。
・・・んだもしたんあらよ